【なるほど】育休手当の金額 計算方法やもらえる期間は?しっかり準備して備えよう【図解あり】

育休パパの過ごし方
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男性の皆さん、突然ですが育休の取得を考えられたことはありますか?

2022年でもまだまだ取得率の低い男性育休。
これまでは男性育休の世間事情や取得に際しての不安について解説してきました。
一歩踏み出そうにも中々不安が多いのが実情。

男性育休に対する不安の声

・そもそも育休ってみんなとっているもの?
・期間はどれくらい?
・育休をとると出世や考課に響くかな?
・育休中ってどんな感じ?
・育休中って手当てや給料ってもらえるの?

参考記事はこちら↓↓

意外と知られていない育休事情のリアルについて
育休が普及していなかった2018年に取得した
研究開発系企業サラリーマンのクラシンが4回に分けてご紹介します。

前回は男性育休のメリット・デメリットについてご紹介してきました。

✓この記事でわかること
第1回:男性の育休取得率・期間について
第2回:出世や考課への影響について
第3回:育休中のメリット・デメリット
第4回:育休中のお金事情

今回は
第4回:育休期間中の給料ってどうなるの?もらえる手当や期間について
解説します。

みんなどうしているか、リスクがあるかについて
おかわりいただけたかと思います。
今回は申請しようかどうかを悩まれている方に向けて
育休経験をもとに育休中の暮らし事情についてご紹介します。

こんな方に見てほしい
✓ 育休中は給料がもらえるのか知りたい
✓ 育休中の手当額について知りたい
✓ 手当がもらえる期間について知りたい

初めに、この記事の結論です。

共働きなら「パパママ育休プラス」を活用!
片働きなら「貯金でそなえよう!」

です。
ママにも納得してもらえるご自身に合った選び方で
充実した育休ライフを送っていきましょう!

それでは内容を自身の体験をもとに解説していきます。

育休中の生活

育休中の生活は想像しにくいもの。
私は1年間取得をしました。
1年にした理由も併せてご紹介いたします。

育休中は給料がもらえるのか

育休中って給料出るのかな。
出ないと暮らしがまずい…かも

暮らしに直結する給料の有無。
育休中に給料は

基本的にはもらえない。ただし所属会社による。

上記が理由となり
育休中のお金の心配で断念する方も少なくありません。

クラシン
クラシン

私はもらえない会社に勤めていました。

調べてみるとわかりますよ!

給料が出ないと困りますよね。
では育休中に働くことは可能なのでしょうか。

育休中に働くことは可能?

こんなことをまず考えると思います。

バイトして補填すれば何とかなるんじゃない??

クラシン
クラシン

「基本的には」育休中は働けないそうなんです。。。

育休中は原則働けない

えーなんで!?という声が聞こえてきそうです。
これは育休制度の背景から、子育て時間の充実のための
制度のため原則労働は認められていないためだそう。

育休手当について

育休手当とは、正式名称はこういった名前です。

育児休業給付金

難しい言葉で説明すると
雇用保険の被保険者(働くパパ、ママ)
が1歳未満の子を養育する目的で育児休業を取得した際に受け取れる手当のこと

こういった制度の拡充により働くパパ・ママが安心して
育休を取得できるよう育休中の生活に困らないように
育休の積極的な取得を政府が支援しています。

育休中にもらえる手当と仕組み

え!働けないなら育休中暮らせないよ!!
どうしたらいいの?

クラシン
クラシン

大丈夫です!制度を利用すれば手当がもらえます。
解説していきますね。

育休手当の仕組み

育休手当はこういった仕組みになっています。

・取得者本人が職場に事前に報告
・申請書類を会社に提出
・提出書類を会社から地域管轄のハローワークに提出
・ハローワークから対象者に手当を支給

意外だったのが、会社からではなくハローワークから
支給されるということでした。
突然通帳に振り込まれて驚いた記憶があります。

手当をもらえる金額・期間

へぇ~、そうなってるんだね。
で、肝心の金額よ!金額!

クラシン
クラシン

はい!図を使って説明していきますね。

・産後から180日までは67%
・181日目から子供が1歳になる前日までは50%
半年までは2/3,1年までは半分と覚えておきましょう。
1年以降は手当がなくなります。

詳しい計算方法はこちら。
育児休業給付金=休業開始時賃金日額×支給日数×67%または50%

平均20万円の給料の場合、
・半年までは13万4,000円
・それ以降は10万000円

となります。
もらえる手当はありがたい一方でもう少し欲しいなというのが正直です。

クラシン
クラシン

手当がもらえるのは育休開始から2~4か月後ですのでご注意を!
私も少し計画が狂いました。。。

育休制度を最大限に活用する

育休制度は共働きかどうかで使い方の最適解が変わります。
わかりやすいように今回はパパが育休を取得するケースで考えます。

✓ポイント
産後すぐはママの体が疲れ切っている状態。
2ヵ月はしっかり取得することでママの負担を最小限に!
育児も楽しむことを想定し半年は取りたいところです!

こんな使い方が有意義!

パパだけが働いているケース

・経済状況が許す限り長めにとろう!
→半年~1年の間で生活が苦しくならない期間を目安に
★育休は延長はできても短縮はできませんのでご注意を

クラシン
クラシン

我が家はこちらのパターン!
後で解説しますが、お金に備える必要がありました!

    

共働きのケース

・パパママ育休プラス制度を活用!
・産後すぐの2ヵ月は夫婦一緒に取得がおススメ!
→制度を活用し、ママの復職をアシスト

一番大変な産後すぐと復職直後をパパが支えることで
ママの負担を最小限にしつつ、経済的につらい時期を乗り切る
ことができます。

収入減に備えよう

育休開始から手当は遅れて振り込まれること
半年以上取得する場合は手当が更に減ること
から事前の準備が不可欠となります。

家計の見直しを

まずは減らせるところから削っていきます。
特に初めてのお子さんの場合
・ベビーカー
・ベビーベッド
・チャイルドシート
・おむつ
・哺乳瓶
・抱っこ紐

と準備しなければいけないものが多数です!

まずは支出を把握して、減らした分を子供にまわします。
全て買って揃えると20万円近くも出費が…

私はスマホ1台でほとんどの口座を連携して管理できるため
このアプリを使用していました。

「マネーフォワード」
我が家の火の車事情が見えるため写真はなし(笑)
ですがおススメです!

貯金をしておく

先ほどご説明した通り、2~4ヵ月遅れて手当が振り込まれます。
そのため、約3ヵ月分は確保しておく必要があります。
家賃、食費、生活費…などを合わせると50万円ほど
生活防衛資金として確保しておくと安心です。

積み立て投資でリスク分散

インフレ、物価高・円安などネガティブな話題が多い昨今。
貯金のみでは相対的にお金の価値が減少してしまいます。
子供が生まれる前までにしっかりと時間を使ってリスク分散をしておきましょう。

おススメの証券口座
「SBI証券」、「Rakuten証券」
私はここから勉強をしました。
大変参考になるリンクです。
(両学長のリベラルアーツ大学)

まとめ

・育休中は基本給料は出ない。
・育休中の労働は「原則」できない。
・育休中は「育休手当」をもとに生計をたてよう!
・働き方に合わせて育休スタイルを考えよう!
・共働きの場合は「パパママ育休プラス」制度を活用!
・生活防衛資金を準備しておこう!

どうやって生計を立てるかで育休を断念するケースも多いです。
人生で子供と過ごせる期間はごくわずか。
しっかりと準備をして充実した育休ライフを過ごしていきましょう!

以上、クラシンでした。

育休に関して、以下にまとめました。
是非ご参考になればうれしいで~す!

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