【保存版】お風呂の茶色い汚れは湯垢&浴槽劣化だった 原因と予防方法まとめ【写真実例あり】

お風呂の時短掃除
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我が家は今の家に住み始めて約5年。
そろそろいろいろな場所が住み始めた当初と変わってきました。
毎日見ていてもまったく気づかなかった変化がありました。
今回は気づかないうちに変色していたバスタブについて原因と対策についてご紹介します。

この記事を書いている私は
理系大学出身で大手企業で研究開発のPRJリーダ歴3年ほど。
数々の課題解決に携わっています。

「変色は湯垢の放置と経年劣化!」

それでは順番に解説していきますね。

湯垢の発生原因はこの2つ

1. 水垢
2. 皮脂汚れ

湯垢の発生原因・対策方法についてはこちらの過去記事をご参考ください。
発生のメカニズムだけでなく原因と対策について詳しく解説してありますよ♪

非常に簡単に説明すると

水垢;水道水に含まれるミネラルが水の蒸発によりのこったもの
湯垢;水垢の上に皮脂汚れやシャンプーカスが残ったもの

湯垢を放置するとヤバい!

湯垢は皮脂汚れなどの積み重ねによりできあがります。
すると、浴槽やイスはこうなります。


こうなると汚れを落とすのにひと苦労。
では買い替え時か?というとまだ待ってください。何とかなります。

湯垢の落とし方

過去記事から読んで下さった皆様ならもうお解りのはず。
まずは汚れの性質から振り返ります。

1.湯垢の原因は水垢から
2.水垢はアルカリ性、酸と反応する
3.湯垢は酸性、アルカリと反応する

掃除の順番
この順番で行うことで2度手間がなくなります!

1.重曹を用いて湯垢を落とす
2.クエン酸パックで水垢を落とす
3.それでもだめなら研磨剤でこする

やり方
1. 水100mlにたいして重曹5g(小さじ1杯)で混ぜるだけ。
加熱することでさらに効果がえられますよ。
2. 水200mlにたいしてクエン酸5g(小さじ1杯)で混ぜるだけ
*重曹水は1週間~10日ほど使用できますが、クエン酸水は3日程度で作り直してくださいね。
1,2は吹きかけて約20分ほど待ってみる。
3. よく薬局やスーパーで売られている「クレンザー」や「ジフ」をメラミンスポンジ(激落ちくんなど)につけてひたすらこする

このやり方で、こう変わります。

繰り返しになりましたが、確実に落ちるやり方ですので是非チェックを。

経年劣化による変色の原因

経年劣化とは、古くなったことで色褪せや変色が起こることを言います。
変色の原因は主にこの2つ

1.紫外線
2.コーティング剤の劣化

こんなイメージです。

紫外線での劣化

実は最近大掃除をした際に気づいたのですが、お風呂のフタをおいていた場所が
変色していない!

ちょうどフタを置いていた場所には紫外線が当たらない場所になっていました。

コーティング剤の劣化について

お風呂の浴槽やイス、風呂桶はFRPというプラスチックでできていることが多いです。
FRPとは…強化繊維プラスチックのこと
クルマのバンパーにも使われている、軽くて強くいろんな形が作りやすいプラスチックです。
一般的に水に対して強いといわれているのですが、毎日水を使うお風呂には
しっかりと表面をコーティングをして水との接触を減らしたり、見た目のツヤを増す必要があります。
そのコーティング剤が紫外線や肌、汚れとの接触で次第に劣化し変色していくといわれています。

経年劣化の予防について

これは防ぎようがありません。
ただし、遅延させることはできます。

1.風呂場に窓がついている場合はUVカットフィルターをはる
2.使い終わったらフタをしておく
3.浴槽にはできるだけキズをつけない

この程度ができる精いっぱいかと思います。

まとめ

最後にまとめておきます。

・茶色汚れは湯垢や経年劣化によるもの
・湯垢の落とし方は「クエン酸」、「重曹」水を吹きかける
 それでも落ちない頑固な汚れは「激落ちくん」+「研磨剤」でこする
・経年劣化は紫外線カットやフタで遅延させる

しっかりとポイントを押さえて
・楽に
・確実に
・安全に

家事を楽しんでいきましょう!

こちらにお風呂の汚れ別掃除方法が載っています。
ひょっとして、これかも?と思われた方はこちらをご覧ください。

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