我が家は今の家に住み始めて約5年。
そろそろいろいろな場所が住み始めた当初と変わってきました。
その中でも、シリーズ化しつつある「お風呂場」。
ドアを開けたとたんに「黒っ」とつい声に出てしまった灰色汚れ。
しらべていくと意外な犯人にたどりついたので、それについてご紹介します。
この記事を書いている私は
理系大学出身で大手企業で研究開発のPRJリーダ歴3年ほど。
数々の課題解決に携わっています。
「灰色汚れはドラム式洗濯機からの"ほこり"だった!」
今回はどうして洗濯機にたどりついたのか。
理系ならではの考え方をご紹介します。
理系サラリーマンはまずこう考える
5W1Hの切り口
5W1Hって何?という方も多いと思います。
これは、問題が発生したときや、新しいことを始める際に必ず考えるように叩き込まれます。
![](https://shin-rikeilife89.com/wp-content/uploads/2022/11/e6f82d8941a753b6845acac9cf9a18ba-1024x576.jpg)
まず、いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どうやったのかと考えます。
今回の灰色汚れに当てはめると
When)この汚れ、いつからあったっけ
Where)汚れている場所はどこだろう
Who)誰がやったのだろうか
What)灰色の汚れだ…なんだろう
Why)なんでこうなったのか
How)どうやればこう汚れるのか
となります。
具体的な考え方
概念は理解いただけたと思いますのでもう少し具体的に書いていきます。
![](https://shin-rikeilife89.com/wp-content/uploads/2022/11/c01b5b17c681dae12193793d11f2ac12-1024x576.jpg)
When)先週から汚れがあった
Where)レールの端ばかりに汚れが
Who)子供かな?
What)よく見ると、髪の毛とかホコリっぽい
Why)掃除をしばらくしていなかったことが理由?
How)どう汚れていったかのルートがわからない
という考えの流れです。
それっぽいものに絞り込む
5W1Hの考え方でいろいろと原因の種をさぐってきました。
次のステップでは、この中から「これだ!」というものに絞り込んでいきます。
![](https://shin-rikeilife89.com/wp-content/uploads/2022/11/9c1fb76df420fcda928c2c00d79cac97-1024x576.jpg)
When)もしかして積もるタイプかも
Where)もしかしてここだけに汚れがたまる仕組みなのかも
Who)そこだけ汚すことは考えにくい
What)そこだけに溜まるのは考えにくい
Why)そこだけ掃除していないことは…ないはず!
How)汚れのルートをたどってみよう!
このように絞り込むことで可能性を狭めていくことができます。
また、WhereはHowの結果である関係性も見えてきました。
Whenの情報からすると、一気に溜まるものではなく
Howの積み重ねであることが推測できます。
なぜ?を考える
これまでは原因がどこにありそうか絞り込んできました。
ここまでくれば半分以上の問題は解決することが見込めます。
では次になにをするか。
それは、なぜ?をくりかえして掘り下げていきます。
![](https://shin-rikeilife89.com/wp-content/uploads/2022/11/4dee4eb5eb9a8495aedd7d5c57deb3a1-1024x576.jpg)
・レールの端ばかりが汚れている
↓なぜ?
・端に汚れが集まるから
(レールの端から水が抜ける仕組みになっている)
↓なぜ?
・壁とお風呂のドアの隙間にたまったほこりが流れていくから
↓なぜ? ↑新事実!
・A 洗面所からの出てくるほこりが多いから
・B お風呂の中に向かって風が流れているから
↓なぜ?
・A1 タオルなどのほこりの原因が多いから
・A2 洗濯乾燥機からほこりが漏れているから
・B1 浴室乾燥を乾燥モードで運転すると風を引き込むから
こうなりました。
なぜを4回繰り返すことで細かい原因までたどり着けました。
検証してみる
「なぜ」の繰り返しをすることで原因を絞り出せました。
実際に確認・検証をしてみます。
![](https://shin-rikeilife89.com/wp-content/uploads/2022/11/0cac33261d5a2f525ba5b70997f875ec-1024x576.jpg)
・A1 タオルなどのほこりの原因が多いから →タオルを袋に包んでみたが、効果なし ・A2 洗濯乾燥機からほこりが漏れているから →外干しに変更をすると汚れが発生しなかった! ・B1 浴室乾燥を乾燥モードで運転すると風を引き込むから →ドアを開けっぱなしで換気すると汚れが発生しなかった!
といったようにしっかりと要因を洗い出すことで
「やり直しのない、的確な」対応をすることができました。
灰色ホコリ汚れの掃除と予防方法
ホコリの掃除方法
ホコリ汚れは土汚れと同じ。
歯ブラシや刷毛(ハケ)で地道に汚れを落としていく。
ホコリの予防方法
さきほど要因をしっかり洗い出しました。
そこに手を打っていきます。
1.洗濯乾燥機からのホコリの漏れ
→ホコリキャッチが詰まっていることが原因でした。
予防方法は、毎日ホコリキャッチを掃除してあふれることをなくすこと!
2.ドアを閉めるた場合、壁との隙間が小さくなる。
隙間が小さくなると、吹き込む風にのったホコリはすべてすきまにたまる
→換気の際はドアを開けて換気することでホコリのたまりを分散する
こういった的確な対応を行うことで現在ではほとんど灰色汚れが発生なくなりました。
(3ヶ月継続中)
まとめ
問題が見つかった際、理系はこう考えている
・まずは切り口を見つける(例.5W1H) ・当てはめてみて、具体化する ・要因を絞り込む ・原因を深堀りする ・実際に確認、検証してみる
しっかりとポイントを押さえて
・楽に
・確実に
・安全に
家事を楽しんでいきましょう!
なるほど!やイヤイヤ、それ違うんじゃないの~などのご意見お待ちしております!
早速お試しされた方はどうだったか是非レビューをお願いいたします♪
ブログ更新のパワーになります!
以上!クラシンでした!
次回「お風呂ここだけ抑えて!掃除方法厳選5選!」
お楽しみに~♪
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