疲れた体を癒すために毎日入るお風呂。毎日使うため掃除も大変ですよね。
しかも普段から掃除をしていてもひょんなところから現れる黒カビ。
こんな悩みはありませんか?
・お風呂の黒カビ、見た目悪いし早く消したい
・いろいろ試したけど黒カビ掃除になにがいいかわからない
・黒カビが発生しないようにしっかり予防したい
お風呂掃除の悩み事、黒カビあるある。
見た目も悪いし、体に悪そうで放置もできない。
「黒カビ」の掃除方法と予防方法について
理系の視点で発生原因と有効な対策をご紹介します。
あわせて読みたい↓
どうも、クラシンです。
この記事を書いている私は
理系大学出身で大手企業で研究開発のPRJリーダ歴3年ほど。
数々の課題解決に携わっています。
「黒カビ対策はハイター1択!」
え、それだけで大丈夫なの?と思われたかと思います。
あまり知られていないのですが、文部科学省が
「カビ対策マニュアル」
というものを公開していますが、非常に難しく書いてあります。
ここでは、できる限りわかりやすく、詳しく解説していきますね。
黒カビの発生原因
黒カビの発生原因はこの4つ
1. 水
2. 汚れ
3. 温度
4. 酵素←注目
見た目が悪い「黒カビ」。風呂おけや浴槽をよくよく見ると小さいものが実はたくさん。
「クラドスポリウム」という名前だそう。
普段は空気中を漂っており、また外では土壌中にも存在しています。
実は、おまんじゅう、ケーキ、野菜など様々な食品や衣類に生えているカビはこのカビ。
食品中に含まれる水分や食材がエサとなり、また特に湿度の高い環境下で増殖。
梅雨の時期にカビやすいとはまさにこのことです。
お風呂場でも原理は同じ。赤カビの増殖と同じ。
タイルの溝やパッキンに残った水滴をきっかけに
「シャンプー」、「ボディーソープ」、「皮脂汚れ」というご飯を与えることで
よく見る黒カビ汚れが出来上がります。
また、赤カビと同じく20℃~30℃くらいの温度を最も好みます。
さらに、黒カビの厄介なところは酵素である「赤カビ」もご飯になってしまう所。
そのため、黒カビ発生の予兆には実は赤カビの発生も大きく関わっているのです。
<赤カビについては過去記事を参考にしてくださいね>
黒カビの予防方法
黒カビの発生原因について解説してきました。勘のいい皆様ならもうお気づきだと思います。
黒カビの発生を予防する方法はこの4つ!
1.換気
2.よく洗い流す
3.冷やす
4.赤カビをなくす
基本的にはこの4つをうまく揃えて予防します。
いつもやられている換気に加えて
冷たいシャワーでいつも発生する場所を
よく洗い流す
赤カビを退治しておく
この4つで発生を予防していきましょう。
でも、完全に防ぎきることは不可能。出てきてしまった黒カビに対しては…
黒カビ掃除 これ1択
キッチン泡ハイター最強説!
詳しく解説していきます。
まずは、汚れ落としのメカニズムについて説明します
汚れ落としには大まかに4種類あります。
1. 薄める
2. 剥がす
3. なくす(分解して別のものに変える)
4. 上塗り
それぞれの内容を解説していきます。
ここでクイズです。ハイターの効果は1~4のうちどれでしょう。
1.薄めるとは…たくさんの水などで汚れの割合を減らすこと
→たくさんの水で文字の通り薄めることで見えにくくするやり方
2.剥がすとは…代表的なものはハンドソープや洗濯洗剤
→「界面活性剤」という汚れをうまくくるんで手や下地から除去するやり方
3.なくすとは…代表的なものはハイター、オキシクリーン
→汚れに直接作用して「汚れ自身」を違ったものに変えるやり方
4.上塗りとは…蛍光増白剤入り洗剤
→汚れの上から「白」を塗るやり方
正解は…
3.なくす!
黒カビは赤カビと違って、しっかり根を生やします。
こんなイメージ↓
なので、薄めたり、また剥がすにはすごく時間がかかり、上から塗ってもペンキで塗っただけと変わらないことになるんです。
そこで、特に効果があるのが、この「次亜塩素酸ナトリウム」です。
どんな作用かというと、この中に含まれる塩素がカビを攻撃して別人に変える働きをしています。
また、生活の中で酸素系漂白剤というワードを聞くことはないでしょうか。
これ、実はほぼ同じ原理なのですが、その強さが塩素>>酸素となっているため、
塩素系のほうがパワーがあります。
ちなみに、「泡」であることもポイントの一つです。
しっかりカビに作用するようにペーパータオルやラップなどでパックしてしまいましょう!
まとめると、黒カビに直接作用する塩素系漂白剤である「キッチン泡ハイター」がおススメです。
↓↓ここ一番重要!!!
掃除の注意点
キッチン泡ハイターは手間なしで効果ありです!
*ただし要注意点あり!
ハイターを使う際は「混ぜるな危険」!
塩素系洗剤は「酸性」洗剤と絶対に混ぜないで!
→酸性洗剤とは、クエン酸やサンポールなど。最悪の場合…。
よくある事例が、鏡のうろことりも同時にやろうとしてクエン酸掃除も同時に行って…
あとはご想像通りです。
大掃除の時に一度にやりたくなってしまいますが、必ず
→別日で実施
どうしようもないときは、
→しっかり洗い流してから実施
しましょう。
また、手荒れに注意!しっかりと手袋を!
→ハイターはアルカリ性が強い=肌荒れトラブルを起こしがち。
しっかりと対策しておきましょう。
いかがだったでしょうか。
黒カビの発生原因と対策、注意点について解説してきました。
しっかりとポイントを押さえて
・楽に
・確実に
・安全に
家事を楽しんでいきましょう!
(実際にためしてみて、本当にきれいになるので気持ちいいですよ。)
キッチンでの油汚れも気になる!という方はこちらがおすすめ。
コメント